熱中症の対策は大丈夫??

熱中症の対策は大丈夫??

夏の時期は気温が40℃に迫る日が多くなり、熱中症で救急搬送される方が増えています!本日は熱中症について解説します!!

熱中症には予防と迅速な対応が重要です!!

熱中症の原因

熱中症は、高温多湿の環境下で体温調節がうまくいかなくなることで発生します。特に、運動を行っているときや長時間外にいる際にリスクが高まります。

主な原因は

①体内の水分や塩分の不足

②過剰な汗の排出

③身体の深部温度の急激な上昇

特にトレーニング中は運動することで体温が上昇しやすくなります。

水分補給を怠ったり、適切な休憩を取らなかったりすると、さらに熱中症の危険性が高まります。

熱中症対策

熱中症を予防するためには、いくつかの対策が重要です。

①定期的な水分補給

運動中は、こまめに水やスポーツドリンクを飲むことが推奨されます。
水分補給の目安は以下になります。

 1. 基本的な水分摂取量:成人の場合、1日に約2Lの水分補給

 2. 運動時の水分補給:運動中は30分ごとに150~250mlの水分補給

 3. 体重に対する摂取量:体重1kgあたり30ml〜35mlの水分補給

特に、喉の渇きを感じる前にこまめに水分を補給することが大切です。自分の体調や環境に応じて適切な水分摂取を心がけましょう。

②運動を行う時間帯を考慮

特に暑い時間帯を避けることも大切です。早朝の気温が上がりきる前や日差しが弱くなる夕方以降など、少しでも気温が下がる時間を狙うといいです。

③風通しの良い服装

服装も大事です。通気性の良い軽装を選ぶことで、体温を逃すことができ、深部の体温上昇を抑えることができます。

ジム内でもエアコンが効いている場所を選ぶ、または休憩をこまめに取ることが重要です。これらの対策をとることで、熱中症のリスクを大幅に減少させることができます。

熱中症になった時の対応

万が一、熱中症の症状が現れた場合は迅速に対応することが必要です。

以下の症状が熱中症の初期症状になります。

 1.めまいや頭痛

 2.吐き気

 3.倦怠感

などが熱中症の初期症状です。

これらの症状を感じたら、すぐに運動を中止し、涼しい場所に移動しましょう。体を冷やすために、冷たいタオルや氷を首筋や脇の下に当てることが効果的です。

また、水分補給も重要ですが、一度に大量に飲むのではなく、少しずつ飲むようにしましょう。

重症化する前に早めの対応が重要です。もし意識が朦朧としている場合や、症状が改善しない場合は、すぐに医療機関に連絡し、適切な治療を受けることが必要です。

急激な気温の上昇などで暑さに慣れる時間が少なくなり、熱中症になりやすくなっています。無理なく過ごすためにも十分な対策を心がけましょう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


阪堺病院 SCA(ストレングス&コンディショニングアカデミー)
阪堺病院内南館2階(正面玄関入ってすぐ右側の階段上がってすぐ)
営業時間:平日9時~21時 土曜9時~13時
休館日:土曜午後・日祝